
Interview
新しいアイデアを形にできるカルチャーがあるのが、アウルの魅力。
柴田大輔
アウル株式会社 執行役員
Daisuke Shibata

インタビュー/仕事内容
現在の仕事について教えてください。
柴田:執行役員として、新規事業の企画や会社の組織づくりを担っています。特に、デジタルマーケティングに注力しています。

今までのキャリアについて教えてください。
柴田:前職では、雑誌の広告営業や編集、ライティングを手がけていました。同じ商品でも、言葉の選び方ひとつで読者の反応が大きく変わることを痛感し、編集の力の重要性を強く実感しました。
この「編集の力」をデジタル領域で活かしたいと考え、アウルと出会いました。2012年に入社し、リーダー、マネージャー、チーフマネージャーを経て、現在は執行役員を務めています。
アウルへの入社動機を教えてください。
柴田:編集の力を活かしてデジタル領域で影響を与えられる環境を探していました。アウルはまさにその理想を実現できる会社だと感じ、入社を決意しました。
また、当時のアウルは10人未満の規模で、代表の北村や瀬戸とマンツーマンの距離感で働ける環境も魅力でした。経営に近いポジションで仕事ができるのは、大きな挑戦になると思いましたね。
実際に入社してみて、どうでしたか?
柴田:想定通り、いや、それ以上に刺激的な環境でした。少数精鋭だからこそ、0→1の立ち上げも1→10のスケール化も経験できる。異業種からの転職だったので戸惑うこともありましたが、経営陣と密にコミュニケーションを取りながら、試行錯誤を繰り返す日々がとても充実していました。
デジタルマーケティング事業について教えてください。

柴田:現在、デジタルマーケティング事業では主に「SNS運用代行」「デジタル広告の運用代行」「インフルエンサーマーケティング」の3つを柱としています。
特にインフルエンサーマーケティングは、TikTokやYouTubeなどのプラットフォームを活用し、クライアントのプロモーションを強力に後押しする事業です。インフルエンサーをキャスティングし、彼らの発信力を最大限に活かすことで、視聴数が爆発的に増加したり、実際に行列ができて商品が飛ぶように売れたりするのを目の当たりにすることができる。これは、デジタルならではの即時性と影響力を実感できる瞬間でもあります。
クライアントはどのような課題を抱えていますか?
柴田:一言でいうなら、「商品やサービスを効果的に届ける方法が分からない」という悩みですね。特に、認知から購入までの流れを設計できていない企業が多く、「広告を出しても効果が薄い」「SNSの運用がうまくいかない」といった声をよく聞きます。
そうした課題に対して、私たちはデジタルマーケティングの戦略から見直す提案をします。適切なインフルエンサーをキャスティングし、ユーザーが共感しやすい形で情報を発信することで、購買意欲を高める。結果として、クライアントのブランド力向上や売上アップにつなげています。
アウルに入社して、どんなスキルが身につきましたか?
柴田:編集者としての視点はそのままに、マーケティングやビジネス戦略の知識を深めることができました。特に、数字を見ながらPDCAを回し、より効果的な施策を打つスキルが磨かれましたね。
また、マネージャー職を経験したことで、チームワークの重要性を実感しました。個の力だけではなく、チームとしてどう成果を出すかを考えながら動けるようになったのは、大きな成長だと感じています。
アウルという会社の魅力を教えてください。
柴田:若手が積極的にチャレンジできる環境があることですね。社歴に関係なく、新しいアイデアを形にできるカルチャーがある。そこがアウルの魅力だと思います。
また、良い意味で「真面目」な人が多いのも特徴です。仕事に真剣に取り組むのはもちろん、プライベートでもやりたいことに本気で向き合う。そういうメリハリがある人が多い印象ですね。

これからのアウルについてどう考えていますか?
柴田:今後、事業規模の拡大に伴い、ボトムアップ型の組織にシフトしていく必要があると考えています。トップダウンでのスピード感も大切ですが、社員一人ひとりが自律的に考え、行動できる環境を整えることで、より強い組織をつくっていきたいですね。
今後、挑戦したいことを教えてください。
柴田:収益逓増モデルのビジネスを構築したいと考えています。一人あたりのコストを抑えつつ、スケールアップすることで安定した経営基盤を作る。特に、インフルエンサーマーケティングを軸に、持続的に成長できる仕組みを作ることが目標です。
Message
最後に、これから共に歩む仲間へのメッセージをお願いします。
柴田:理想と現実のギャップに押しつぶされそうになることもあるかもしれません。それでも、「未来に自分がやりたいこと」と「今の自分ができること」のバランスを見極めながら、着実に前進してほしいですね。
遠くの目標を見つめつつも、足元の一歩一歩を大切にすること。その積み重ねが、未来を切り拓く力になると思います。
